子供部屋の壁をDIYで
我が家には子供部屋があるのですが、新築した時には子供たちがまだ産まれてなかったのでとりあえず二部屋分を壁で仕切らず、一部屋にして子供部屋を作りました。
その後子供が2人産まれて、上の子も中学生になった事で「そろそろ一人の部屋にしてほしい」と。
それではと家を建てたハウスメーカーの修繕担当に見積もりをお願いしたところ15万くらい・・・🥶。これから子供の学費💸やら塾の費用💸などで出費が掛かることを考えると二の足🐾を踏んでしまいました。
ならば、自分で出来ないかとこれまたネットで検索してみると同じ様な考えの方がやっぱり居ました!
SPFを使ったり垂木を使った方法など色々ありましたが、私は軽天材という物を使って施工する事にしました。
この後制作過程を紹介しますが、子供部屋が散らかっているので、写真はモザイクだらけで見にくいですがご容赦下さい。
🪤軽天とは🧱
軽天は簡単に言ってしまえば軽量鉄骨みたいなものですが、天井と床にランナーと言うU字型の溝みたいな部材を留めて、その溝に40mm×45mmの四角い柱を建てて壁の構造にするもので、一般的な建築にも使われている部材です。
値段も割と安価で、掛かった総工費は最後に言いますが、今回の工事はお安く施工出来ました。
🪛資材購入⛏
軽天材は近所のホームセンターで購入しました。
長さがあるのでマイカーには積めないため、ホームセンターで貸出ししている軽トラを借りました。🛻💨
某ホームセンターで60分無料です。
自分の車が使えなかったので軽トラを借りました。
こんな感じで前と後ろの方にはみだした状態でしたが。なんとか家までたどり着くことが出来ました。
🪚軽天の切断🪚
軽天の切断ですが、薄い素材なので最初は100均の金鋸を使いました。
全く歯が立ちませんでした。😫💦
結局サンダーを使って切断しました。
こんな感じでスパッと。
ランナーもこんな感じでスパッと。
切断後はバリがありますのでサンダーやヤスリでバリ取りが必要です。まあ壁の中に入ってしまうので取らなくても問題ないですね。
サンダーの刃は使っているうちに減ってきますので、予備を何枚か購入しておくことをオススメします。
🛠壁を作るぞ〜🛠
まず、壁の位置決めです。
まず両端の位置を決めるために対面の壁から距離を測りマーキングします。反対の位置も同じように対面から距離を出しマーキングしました。
天井にも同じように対面から測れればいいのですが、弟子が居て「そっち持っとけー」なんて言えないひとり仕事なので、少し前に紹介したレーザー墨出し器の出番です。
これです↓
レーザー墨出し器で床面にマーキングした位置との垂直線を出して天井にもマーキングします。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、上の写真は横の柱を立てているときのものです。
薄〜く縦横の十字の赤のラインがあるのがレーザー墨出し器のレーザー光です。このラインで垂直を見てます。
同様に対面の天井も同じようにマーキングします。
そのマーキングを基に床面にランナーをビスでとめました。
他の方のブログでは両面テープで固定した方もいらっしゃいましたが、壁が動いてはダメなのでビスどめしました。
次に両側の柱を立てて天井のランナーをはめました。その後天井のランナーもビスどめして四面の枠が完成しました。
これは天井のランナー↓
四面の枠が完了すれば、縦の柱を等間隔に設置します。ただし石膏ボードのサイズを考えて柱を設置しないとビス止めした時に柱を止められなくなりますのでご注意下さい。
縦の柱とランナーは固定していません。なぜなら後で石膏ボードを固定する際に一緒にビスどめしますから。
⛏石膏ボードを止めちゃいます🪛
石膏ボードを寸法を測って切断します。切断は少し大きいカッターナイフで切断出来ます。ただし、切断は外でやった方がいいです。私は家の中で切ったので家の中が石膏の粉だらけになりました。掃除機で吸ったのですが、目詰まりして掃除機のフィルターを水洗いしないといけませんでした。
裏側から見るとこんな感じ。
同じように反対の面も石膏ボードをビス止めしめます。
🪜パテ詰めします🪜
ビスどめした後はかべパテで埋めてしまいます。今回使ったのはこれですが量が足りませんでした。
結局ホームセンターで追加購入しました。壁紙の接着にも使えるし、目地材としても使えるのでこちらを購入しました。
ボードの間もパテ詰めします。
パテが乾いた後はやすり掛けをします。やすり掛けをしないと壁紙を貼った際にでこぼこになります。
私はウッドデッキを作った時にオービタルサンダを買っていましたので、これを使いました。それと、言ってませんでしたが、パテ詰め前にマスキングテープと養生シートで養生しています。結構パテの粉とかが床や壁に付いちゃったりするのでオススメです。
サンダがあると肉体労働が少し軽減されますし、仕上がりも綺麗です。
仕上がりはこんな感じです↓
🧻壁紙を貼ります🧻
壁紙を貼るのですが、これも真っ直ぐ貼りたいので、レーザー墨出し器の出番です。こんな感じでレーザー光を出して垂直線の目安にします。簡単に垂直線と水平線が出るので買って良かったです。
壁紙の出番です。私はホームセンターでのり付きのものを買ってきました。2部屋それぞれきょうだいの希望を聞いた柄をチョイスして購入しました。ただ、のり付きのものはあんまり種類が無くて子供たちには申し訳なかったです。
壁紙のカットは床に敷いてメジャーで寸法を測ってハサミでカットしました。
壁紙を壁の長さ+αでカットしてパタパタと折り返しておきます。このやり方は壁紙の説明書に書いてありますので、貼る前に説明書を見て下さいね。
レーザー光をたよりに真っ直ぐ貼りました。貼る時は別に購入したハケや定規などを使って気泡を追い出しながら貼ります。初めてにしては真っ直ぐ貼れました。この写真はしわを伸ばす前です。
上下は少し余分が出ていますが、後で定規とカッターで切断します。
次の壁紙は先に貼ったものと数cm重ねて貼ります。その重ね合わせの上をカットします。
カットした余分な壁紙を剥がします。
壁紙の左右にはテープが付いていますので、壁にくっつかない様になっていますので、そのテープを剥がして壁にくっつけます。
完成〜❗️
素人工事にしては綺麗に出来たと思います。今回、壁の下に回り縁は付けませんでした。目地詰してるのでこれでよしと言う事で。
購入資材
軽天角材 40×45×2500 @350×10本
ランナー45RN 45×4500 @548×2本
軽天ビス ラッパ 3.5×22mm @208×2袋
石膏ボード 3×6尺×9.5mm厚 @280×9枚
壁パテ @380
壁紙